去年家人が初めてふるさと納税をした。選んでというので家人出身県の水害があった自治体宛てにして返礼品に高級なゴザをもらった。い草が通常の3倍太くて丈夫というもので、座卓と座椅子の下に敷いて一年使っているがまだしっかりしていて品質の良いものだと思う。
今年はどうすると聞いたら煮えきらない。師走に入って何度か確認すると
「ふるさと納税って…どうなの」と言い出したから
「受益者負担に反してるとは思うよ」と答えた。
お得だと聞くから一度やってみたけど、やってみたらどうも腑に落ちなかったらしい。このひとのそういうところは結構好きだ。
気が進まないならしなくていいんじゃない?地元限定で少しくらいしてもいいかって思うなら、□□(本籍地)だとビール貰えるよ、という会話をした。
制度としてあるのでふるさと納税を活用する人のことは全然悪いと思わないし我が家もしてみたけど制度自体に問題ありそうな気はずっとしている。モノをもらってお金が返ってくる(2000円の自己負担を除いて住民税が安くなる)、ということは寄付金の3割相当の品物の代金は税金で賄われてるわけで、それでいいのかなあ。地域振興になるならまだいいけど、関係なさそうな返礼品もある。
やらないともったいないんだろうけど現状では積極的に使い倒せなくてもまあいいかー…という気持ちです。
蛇足:文字にすると「受益者負担に反する」という言い回しはなんか説明臭くて嘘っぽい。家庭の会話でそんな言葉使いますか?リアリティないのでは?(わたしは使います、理屈っぽいので…)